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八尾唯一の手づくり洋菓子店
この店は元々は和菓子のお店でした。25年ぐらい前から、父が独学で洋菓子とパンを始めたんです。まだ八尾に洋菓子屋さんが1軒もなかったですから。今でもここだけですね。その時はおじいさんもいましたが、もう隠居してました。店名の由来は、初代の名前「うすや和平」からです。お寺が火事で焼けちゃったんで、あんまり昔のことは分からないんですが、分かるところで創業6代目。
私は取引先の社長さんからの紹介で、福岡県飯塚市のパティスリーセゾンというお店でお菓子の修業をしてきました。3年ほどしかいなかったんで、修業してきたって言う程でもないかな。今は帰ってきて4〜5年経ちまして、父と一緒に、洋菓子をメインにお店をやってます。
オススメの品しか店に出してないからね
「オススメは?」って聞かれるといつも思うんだけど、薦めることができないものは店に置きませんから。洋菓子のオススメがどれって特にない。足茂く通っていろいろ試してみてくださいとしか言いようがないかな。お気に入りはお客様が決めること。10人のお客様がみんな同じ口してる訳じゃないし。
強いて言えばですか? うーん、春先だけ作るイチゴのケーキは、受けが良かったですね。二番目によく売れるのはシュークリームかな。
「おわら踊り」の形が可愛らしい最中
和菓子の一番オススメは、おわらの形をした最中『おわら小町』です。歴史もあって、うちの爺さんが始めて一時消えてたものを、4〜5年前に復活させたんです。好評で、製造個数が増えていってます。型は爺さんときに作った型を、そのまま使ってます。
玉天の『おわら娘』もやってますけど、うちはまだまだ若輩者ですし、後発組なもので、これからも良い商品になるよう努力していきます。
子どもたちの思い出に残る味になれば
お客さんは地元の方がほとんどですね。観光の人はイベントの時はドッと増えます。有名になればなったで良いですけど、それよりも地域の子どもたちに愛されるお店になればと思ってるんです。
大きくなったときに、「あそこの味が懐かしい」みたいな。自分たちの味だと思ってもらえる店になりたいんです。
定番ケーキと新作ケーキをバランスよく
ケーキの新商品開発は、別にノルマを決めている訳ではありませんが、月に1個ぐらいできればと思っています。父の代から作っていて、手を加えたものもあります。「生どら」とかは、これ以上変えようが無い。
お客さんにとっては、「定番もあるけど新しいものもある」のが良いみたい。甘さはおおむね控え目でしょうか。
地元素材のお菓子もしてみたい
地元の素材も、近場のものは使いたいです。秋になれば大沢野のいちじくとか、八尾のメロンとか。八尾はソバが有名だけど、ソバはアレルギーの方もあったりして特殊だし、ケーキのスポンジに入れるにしても、余程沢山入れないと香りが出ない。あんまり入れるとケーキじゃなくなりますしね。
地域密着型で和・洋菓子両方を
よく人から言われるんです。「モノは良いんだけど…」って。「この店こうなんだ」っていうコンセプトが今のところは無い。そこが弱いところですね。「何でも屋」の状態ですから。
かといって、「洋菓子一本に絞ってやります」と言って、餅とか止めてしまったら、こういう田舎ですから、お客さんが困る。やっぱり餅とかは一定の需要がありますから、地域密着型の商売も必要なんです。
手を入れただけお客さんに伝わる
和菓子の方が手間がかかりますね。でも、洋菓子もお客さんに伝わります。手を抜いて考えたようなものは、きっとすぐ「ああ、こんなもんだ」って分かるんじゃないでしょうか。
いつ来ても忙しそうなお店って感じがしますか?パンをしますから、朝が早いからでしょうか。5時前から作業してますね。この店の前の通りは人通りが少ないんです。いろんなお客さんが立ち寄っていただきやすい店にしたいですね。
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| 人気のシュークリーム。 |

粒あんたっぷりの『おわら小町』

おわら踊りがこまやかに表現されている。

新作ケーキや定番ケーキが並ぶ。

和菓子・洋菓子・焼きたてパンを店内で手づくり。
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