[ 金沢便り2014.8月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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8月31日(日) 夏の終わり
 8月の最終日、夏も終わりですね。富樫の市営プールに行って、1時間歩きました。夏期料金(大人200円)最終日ということももあってか、さすがにお客様も多い。歩いている人も多かったです。半分ぐらいは、泳ぐことと歩くことをされていますが、歩くだけの人も確実にいますね。お客様が少なくなる4時半ぐらいに入ったのですが、5時過ぎまでは歩くお客様が多く、大変でしたが、それ以降は2,3人になったので大丈夫でした。朝晩も涼しくなり、確実に夏の終わりが近づいている印象です。歩くことを続けて、体力維持に努めたいものです。


8月30日(土) ウクレレパイナ
 午後から事務所で、提案書のアップロードの作業を行い完了。3時過ぎから、バスで中心部に行く。まずはしいのき迎賓館の広場で行われていた「ウクレレパイナ2014in金沢」のコンサートを見学。周りでは、クラフトマーケットやあぐりマルシェも行われていました。芝生広場に寝そべりながら音楽を楽しむことができ、よい雰囲気です。その後、四高記念公園(いつのまにか、中央公園から名前が変わっていました)で「オクトーバーフェスト」へ。明るいうちからビールを楽しませていただきました。その後、うつのみや本店に行き、本を買い求め、再度、しいのき迎賓館広場にもどる。そして、「ウクレレパイナ」の続きを拝見させていただきました。ウクレレの軽くてゆるい感じが良かったです。子どもたちに数時間のワークショップでウクレレの基本を覚えてもらい、ステージに立ってもらうというプログラムも、裾野を広げるためのよい企画です。継続されることを期待したい。


ウクレレ パイナの様子

8月29日(金) 黒百合
 駅の観光案内所に「能登おたのしみガイド」を届けに行ったので、新しくなった「黒百合」で昼をいただきました。おでん定食を注文、涼しくなっていましたので、おでんを食べているお客様が多かった。鉄道駅にあるお食事処らしく、昼から酒やビール、焼酎を飲んでいるお客様も多い。カウンターでは旅人同士が会話していたり、駅らしいことになっています。程よく回転していて、だいたい席が埋まっている状態が続いていました。黒百合に最初にお邪魔したのは、30数年前。富山の武内プレス工業の加藤常務に、営業のアポイントをとろうとした際、夕方来るように言われ、5時前にお邪魔すると、話もそこそこに社用車で富山駅まで送っていただき、富山駅で一杯飲んで、さらに金沢駅で飲むという楽しみ方を教えていただきました。富山駅で飲んだ店は忘れてしまったが、金沢駅は黒百合でした。最初の店で、昔は地下にあった記憶があります。


黒百合のおでん

8月28日(木) 年齢には勝てない
 昨日の草刈の影響で、身体のあちこちが痛い。眠くてたまりません。という訳で、仕事にならない一日でした。唯一の成果は、世界9月号に掲載されていた坂本誠さんの原稿を通して読んだことぐらいですね。地域から田園回帰の動きを加速するような活動を展開することが重要であると感じました。アーチストやサテライトオフィスを誘致している徳島の神山町のような実践例もありますし、海士町や小豆島のような若者が多く移住している例もあります。参考にすべき事例はすでに多く出てきていますので、創造人財の誘致から、産業再生、産業創出、地域内産業連携を推進する能登オリジナルの仕組みを構想し、実現していきたい。そのためには、より多くの人々の参画が必要ですね。


8月27日(水) 草刈
 珠洲市鉢ケ崎エリアに設定予定のクアの道のルート設定のために、朝から草刈りを行う。まずは、里山ルートを歩けるようにする。これまでに2度歩いてルートを設定した場所に道をつけるべく、二手に分かれて草を刈り進みました。草の背丈が高く、刈払機で切り倒しても、倒れ込んできて作業がはかどりません。午前中かけて、ようやく道が分かるようになりました。午後はビーチホテルと海の間に設けた里海ルートの草も刈りました。最後におまけで自然エネルギーPR館の草刈を手伝って珠洲での草刈作業は終了。事務所に戻り、事務所の周りの草も少し刈りました。一日草を刈っていた感じです。つくづく感じたのは、刈払機は便利な道具ということ。能登の農家では必需品のようですね。


8月26日(火) どんぐりの木
 金沢にいたので昼は武蔵に行きました。ネットで見つけた「どんぐりの木」という町家カフェに行く。車をスカイパーキングにとめ、その裏手を目指す。たしかに前面が細い道で、古い家を活かしてカフェにしています。店の前に2台は車をとめることができますが、入ってくるのがたいへんそうです。店内はカウンターとテーブル席と小部屋になっています。徐々にお客様が入ってきましたが、ネット等で見つけたの初めてのお客と思われるお客と常連客でした。ランチは盛りだくさんで価値があります。空間も付加価値を高めているように感じました。インテリアのアイテムにもこだわりが表れていて、さすがです。


どんぐりの木のランチ

8月25日(月) しお・CAFE
 今年8月1日に珠洲市の外浦側の片岩町にしお・CAFEがオープン。年内は11月10日まで営業し、冬季は休業の予定です。来春は4月から営業再開されますが、それに向けて相談したいことがあると、経営者の中巳出理さんから電話をいただきました。県庁19階のカフェでお話をおうかがいしましたが、地域振興に熱心に取り組まれている方です。加賀市大聖寺の出身で、大聖寺の武家屋敷を活かした「アトリエ理」を平成19年11月に開店されています。湯涌温泉が水害に見舞われた後には、復興のお手伝いをということで、「金沢湯涌サイダー」を開発。売り上げの一部を、被災した湯涌街道の整備に役立ててもらおうと、毎年寄付されています。さらに、揚げ浜式製塩の塩を使った「奥能登地サイダー しおサイダー」を開発されてきました。そして、奥能登に拠点をということで、しお・CAFEをオープンされました。彫刻家だったという中巳出さんは、エネルギッシュで創造的な方とお見受けしました。ささやかながらお手伝いできればと思う。


8月24日(日) 意欲高い実践者との連携
 北陸新幹線金沢開業カウントダウンフォーラムin能登が七尾美術館であった。コーディネーターとしてお手伝いしましたが、地元の3氏も活動も素晴らしいし、岩手県久慈市からお越しいただいた貫牛利一(かんぎゅうとしかず)さんも魅力的な人でした。是非一度現地を訪ねしたいと感じました。全国に条件不利地域で活躍されている方々は大勢いるはず。そのような方々とネットワークを組み、次代の地域のあり方について議論する場を設けてゆきたいし、対話を重ねる中で、新たな施策や事業を構想し、連携して実践していきたいものです。早めに「あまちゃん」の舞台となった北三陸地域にお邪魔したい。


ひゃくまんさんと貫牛さん(うしちゃん)

8月23日(土) カウントダウンフォーラムin能登
 北陸新幹線金沢開業カウントダウンフォーラムin能登が、明日8月24日に開催されます。そのために、「あまちゃん」の舞台となった久慈(岩手県)から貫牛利一(かんぎゅう としかず)氏(久慈広域観光協議会専務理事)にお越しいただきました。和倉に前泊されましたので、氏を囲んで、いろいろお話をうかがいました。先端で日々活動されている方との意見交換は貴重です。課題が明確になったような気がします。お時間のある方は会場にお越し下さい。フォーラムは会場:七尾美術館アートホール、時間は13:30〜15:30です。詳しくは石川県の北陸新幹線サイトをご覧ください。


8月22日(金) 「消滅する市町村」論批判
 午前は、今日から26日まで香林坊アトリオで行われる「北陸の家族の写真展in金沢」の様子を拝見すべく出かける。香林坊地下駐車場がいっぱいだったので、21世紀美術館地下の駐車場に車をとめ、会場に向かうが開会まで少し時間があったので、うつのみや本店に入り本を探す。やっと見つけることができました。「世界9月号」です。この中に、小田切徳美氏の「消滅する市町村」論批判が掲載されています。消滅すると名指しされた市町村の関係者には是非読んでいただきたい。今後に活かすべき視点が盛り込まれています。うつのみやでは、フードピア金沢の事務局をしていた際に大変お世話になった出島二郎氏と出会う。本売場に設けられた椅子に腰かけて最近の様子をうかがう。まだまだお元気そうで、安心しました。うつのみやを出ようとしたら、激しい雨降りで、しばらく待ってみましたが止みそうになかったので、傘を買い求め、アトリオに向かう。作品解説中であったが、一通り写真を拝見させていただきました。家族写真は良いものですね。


「北陸の家族の写真展in金沢」

8月21日(木) サマースクール3日目
 朝8時に中央大学の学生諸君と宇出津を出て穴水へ。サマースクールの報告会を商工会館の2階で行いました。10時からスタートし、能登町、珠洲市、穴水町の順番で発表、質疑応答も入れて35分前後で、最後に谷下教授からしめくくりの話をしていただきました。当方にとっても学びの多い活動でした。今後の会社の運営にも活かせそうなコンセプトを提起してもらいました。社内でも検討したい。もりそばで昼をいただいて、穴水駅で学生諸君を見送る。その後、門前に移動し、商店街の事業について門前薬局で打ち合わせ、星野さんとも話をして金沢に戻る。たいしたことをしていないのだが、疲れた感じです。


報告会

8月20日(水) サマースクール2日目
 朝7時過ぎに宇出津港に行き、せりの様子を拝見。魚の数は少ないとのことですが、いろいろな魚種が並んでいます。久しぶりに民宿遠嶋の桜井さんにお会いしました。80歳になられるとのことですが、かくしゃくとされています。一度、ゆっくりとお話をうかがいたい。朝早くに能登事務所に行き、朝食。午前は、鉢伏山のブナ林に学生諸君を案内。メインガイドは弊社の今井さん。屋久島で研修してきたことを活かしたプログラムになっていました。昼を森の中で食べ、お昼寝タイム。すぐに眠りに入ってしまい、目覚ましでおきました。午後は健康の森で森の保全活動。遊歩道沿いの森を除伐し、壊れた階段の補修も行いました。照葉樹が生えたところで、ユズリハなどの照葉樹を切りました。その後、交流センターで学生諸君はまとめの作業を行いましたが、当方は健康の森スタッフ・尾垣さんのお父さんのお話をうかがう。たいへん勉強になりました。月末から月初にかけて5泊6日で学生を連れてお越しになられるようです。どこかでご一緒したい。5時過ぎに健康の森を出て、能登事務所で作業を続けるが、8時前には作業を切り上げ、やなぎだ荘の温泉につかり、ラーメンを食べて、宇出津にもどる。深夜まで学生諸君は作業を続けていましたが、1時前には終了。長い一日でした。


鉢伏山での活動

8月19日(火)中央大学サマースクール
 昨年に引き続き中央大学のサマースクールがスタート。環境について学ぶ学部横断のゼミFLPの夏休みの活動として行われています。今年は参加人数が10名で、3つのグループに分かれ、珠洲市、能登町、穴水町で活動。10時前には穴水駅に到着、商工会館でオリエンテーションを実施した後、各地に向かう。当方が移動を手伝った穴水班は、中居の鋳物資料館と能登ワインを見学の後、たんぽぽファームへ。まずは昼食をご馳走になりました。だいたいの活動を確認した後、私は能登町班に合流。桜峠の道の駅、能海山市場、旅スタ、数馬酒造を見学の後、泊めていただく鳥井さんのところへ。近くの銭湯に行った後、下平鮮魚店へ行き、魚をご馳走になる。美味しい夕食でした。


8月18日(月) 新しい世界
 当たり前、当然になっている概念を疑うことからはじめましょう。それは、その概念の意義や価値を再評価し、新たな意味づけやフレームを構想・提案するためです。例えば、民主主義、自治という概念は、現代の日本社会の前提にある発想ですが、ことの実体、実態はどうであろうか。可能性としての民主主義、自治が存在しており、その実現に向けて日々、国民や住民、政府機関、自治体政府も努力しないといけない目標になっているのではないか。世界を見ると、「国民、住民のため」ということを掲げて政権をとり、力を得て、国民、住民の権利を蹂躙、存在を破壊している政府や指導者、組織団体が後を絶たない。自治という概念に相応しい住民が大半をしめるような地域を目指すべきだと思うが、理想郷であって、実現しない夢想に終わるか、そのような社会の実現に向けて努力を続けるか。永続運動をいかに続けるか、永遠の課題のように思う。動物としての人間が動き続けないと生きられないように、理想社会の実現には永遠に努力し、活動を続けることが必要なのだと思う。


8月17日(日) 本当に必要なことは?
 地域の未来にとって重要なことは何か。地域の未来の担い手たりうる人をいかに増やせるか。これまでの「地域の難点」を解決する力を有する創造的な人が不可欠です。常に新たなことを生み出せる意欲と能力を有する人は、「自分が!」という主張が弱いはず。生み出したことを誰かに引き継いで、次なる事業を創造する、そのようなことを継続的にできる人を期待したい。学び続ける、創造し続けるためには、そのような場が必要です。新たな学びと創造の場として、どのような仕組みが良いか。学校とか留学とか、ゼミでもない、新たな仕組みが構想できないか。教え教えられる関係の場、相互に触発し合える場、異質な人が常に参画しうる場所がよい。地域全体が外に開かれていることにより、常に刺激が得られ、そのことが新たな人を引き寄せる。常に新たな人がやってくるような地域、場を創造し続けることが大切だ。そのためには、発信し続けること、新たなことを仕掛けることが必要だ。能登定住・交流機構の次に何をすべきかを考えたい。活動を深化、強化するための次なる手は何か?


8月16日(土) 外食
 昼は回転寿司屋にいったが、すごい人でした。11時過ぎに店に着きましたが、駐車場はほぼいっぱいで、すでに順番待ちのお客様で待合の席は埋まっていますした。店の入り口付近で待っていましたが、次々とお客様がやってきて、順番待ちの札を取っていかれます。それでも、12時前には席に着くことができました。5人以上の家族連れが多く、テーブル席や小上がりはなかなかあきません。3人まではカウンターで座れますが、カウンター席が少なくて、こちらもなかなか空かない。それでも、団体さんよりは早く番号が呼ばれました。皆さん考えることが一緒で、このような店に集中するのでしょう。帰りに電器屋にも寄ったが、お客は少なかったです。お盆の時期は外食屋さんにお客が集中しますから、極力自宅で食事をすることを心掛けるのが賢明ですね。


8月15日(金) 能登島
 東京から能登に繰り返し訪れている方に会うために能登島に行く。早めに着いたので、道の駅にも行くが、大勢のお客様で、レジには長い行列ができていました。一番お客様が多いのはのとじま水族館でしようが。Weランドで遠来の客人とお会いしましたが、数年前から何度も能登を訪れておられるようです。将来は東京と能登、半々の暮らしをされたいとのこと。都会と能登をつなぐ役割を担っていただければと思う。能登は釣り好きには魅力的な舞台です。今日は、雨が降ったりやんだりの変化の激しい天気でした。行きは千里浜まで里山海道を使い、帰りは西山で里山海道を下りて、下道を走って戻りました。上棚矢駄から延々と渋滞していましたので、さすがにあきらめました。中能登に出て、農道を走り羽咋まで、羽咋からは宝達山の麓を走る羽咋農道を利用しました。さすがに車は少なくスムーズでした。


8月14日(木) 墓参り
 恒例の墓参りのため七尾に行く。山側環状道路で向かうが、渋滞が激しかったので下道に回り、8号線から津幡バイパスに乗り、白尾インターから里山街道に乗る。途中流れが悪いところもあり、千里浜から先はノロノロが予想されていたので、千里浜で下り、下道を七尾に向かう。2時間以上かかりました。墓参りの後は、駅前通りにあるあめやでうなぎをいただく。ずいぶん久しぶりです。以前は年に一度の楽しみにしていましたが、お店が新しくなってかた初めてのことです。駐車場も広くなっており、入りやすくなっていましたが、さすがに満車状態でした。帰りは最初から里山海道を走ることをあきらめ、鹿島バイパスから旧道、そして羽咋農道を通って戻る。途中、金曽農園に寄り、桃を買い求める。ほぼ最後の収穫の桃のようでした。りんごの実が大きくなってきている静かな農園でした。次に訪れるのはりんごが美味しくなる11月でしょうか。


あめやのうな重

8月13日(水) 半島つながり
 朝一に門前に出かけ、手仕事屋で打ち合わせ。9時過ぎからは、総持寺境内のカフェで、千葉の房総半島のど真ん中に29年住んでおられたという山川さんと1時間ほど話をさせていただきました。半島事情は似ています。耕作されない田畑や放置森林、空き家が増えているようです。東京に近くても同じです。全国で進行している状況にどのような策を打つのか。課題は共通していますので、地方が連携して、新たな施策や仕組みづくりを進めるべきです。成果を出せるモデルができれば、全国に水平展開を図り、大都市から地方への人財移転を促進するべきです。その後、穴水のたんぽぽファームへ行き、体験に来ていた東洋大の学生諸君が作った昼食をご馳走になり、金沢駅前まで送り届ける。繰り返し地域を訪ねてくれる人が増えることが、人財移転の出発点としては重要ですが、切実な人は仕事さえ見つけられれば、移住してこられます。そのような動きも促進することが大切ですね。


たんぽぽファームで記念撮影

8月12日(火) 持続可能な地域社会
 「持続可能」という概念で地域を考えるようになって久しい。地域づくり団体に関わっていた時のメインテーマがそうであったような。現在においても、変わっていません。人口減少が進む地域においては、「持続可能」は喫緊の課題となっています。いかに次なる時代の担い手を確保できるか。切羽詰まった状況になっています。集落や企業、団体、自治体も含め、持続可能性をいかに追究できるか。「持続不可能」であるということを前提に考えた方が良さそうなところが多いように感じています。もともと、持続可能という概念そのものに無理があるのかもしれませんが。少なくとも自分の人生をいかに持続させるか、それだけでも難しそうに感じる面もあります。永続は無理であり、それに比べれば、持続可能は時間が限定された概念ではないか。いずれにしろ、持続可能に正面から取り組む活動が期待されているように思う。


8月11日(月) 福わ家
 今日の昼はずいぶん久しぶりに小橋の近くの「福わ家」に参りました。お多福がそば屋のあった場所に移動し、駐車場になっていました。釜飯もいただくことができるようになっています。夏こそ煮込みうどんということで、いつもの「加賀三平」を注文。12時前に入店したので、お客様は少なく、庭の見える場所に席をとっていただきましたが、徐々にお客様が増えていきました。さすがに女将もサービスに登場、相変わらずお元気です。お抹茶と干菓子からスタートし、デザートまで、十分楽しませていただきました。たまにはよいものです。


福わ家で

8月10日(日) 結婚式
 結婚式に列席したのは随分久しぶりのことです。姪の結婚式のために富山に行く。台風が接近してきており、早めに金沢を出て向かう。会場に着いてから余裕があったので、式場内を見学、緑が多く水場もあるためか、セミやトンボが多く飛んでいました。最初にキリスト教式の式があり、記念撮影の後、式だけに出席の友人たち向けの記念撮影タイム。その後、披露宴ということになっていました。主賓として彼氏の伯父さんからの挨拶があり、ケーキカット、そして、新婦側の親族を代表しての挨拶と乾杯をさせていただきました。挨拶の中で、両家の皆さんが交流されることをお願いいたしましたが、和やかな雰囲気の披露宴で、良かったです。


披露宴の様子

8月9日(土) 能登島
 今日は金沢からスタート、まずは志賀町へ。きりしまの宿にお邪魔し、東京からきていたお嬢さんを連れて、能登島へ移動。高さんの農場を見て回り、はいから食堂へ。順番待ちだったので、しばし、案山子窯で休憩されていただく。海のそばの空間には、猫がいて、のんびりできました。1時過ぎに、携帯に席が空いたとの連絡が入ったので、向かう。窓際の席で海をみながらイタリアンをいただきました。そこから和倉温泉の多田屋に移動。初日に珠洲まで来てくれた深澤さんと立ち話。さすがにひっきりなしにお客様がお越しでした。能登空港まで送るが、羽田からの便が遅れているとのことでしたので、3階のレストランでお茶を。雨がたまった滑走路に東京からの飛行機が着陸し、荷物をおろす作業がスタートしたところで、レストランを出て、出発ロビーに入っていただく。台風は四国に近づいていますが、今日は無事に東京に戻れそうで何よりでした。


はいから食堂のピザ

8月8日(金) 外浦めぐり
 朝早くに東京からやってきた2人を連れて珠洲を出発。まずは木の浦へ。木の浦ビレッジの建設状況を拝見。その後、外浦沿いを走り、千枚田で休憩。輪島市内では、谷川醸造さん、Baby Breadさんを訪問した後、塩安漆器工房へ。千田さんに説明をしてもらう。みやげに、滑りにくく丈夫な箸を購入。その後は門前に立ち寄り、やすん場で休憩。四村を抜けて、志賀町のきりしまの宿へ。お昼をご馳走になりました。野菜の収穫体験をさせていただいた後、渡辺さんを連れて別所岳パ-キングへ移動。奥能登山海市場の運営会社の代表、北川さんに話をうかがう。その後、空港に渡辺さんを送る。そこからさらに、空港にやってきた金沢大学の学生さんを連れて輪島へ。ふらっと訪夢に朱澤の七浦さんを訪ね、来週のインターンについて打合せをしていただく。少し時間があったので、中島酒造を訪ね話をうかがう。最後に、インターン期間中、学生さんが泊めていただく千田さんのアパートを訪れ、相談。金沢に帰りついたのは9時ぐらいでしたかね。


輪島のパン屋さん・Baby Bread

8月7日(木) 宝立七夕キリコ祭り
 東京在住の2名のお客様を能登に迎える。能登空港で出迎え、まずは門前へ。手仕事屋で星野さんの話を聞き、そばをご馳走になる。その後、総持寺通りをぶらぶら、シモグチややすん場で話をうかがう。その後、珠洲に移動し、古川商店で真美さんと少しを話をしてもらい、みなくちへ。すいかの発送作業をされているところを見学し、少し話をしていただきました。その後、能登学舎を訪問し、里山マイスターの受講生募集について説明をいただきました。すずなりで買い物をして、お宿にチェックイン。タクシーに来ていただき、宝立へ。O氏邸でご馳走になってから祭りの会場へ。大きなキリコが浜に勢ぞろいしてから、海上に設置された松明に点火、順番にキリコが海に入っていきます。一通りのキリコが松明のそばに行ったところで、花火があがります。花火が横に飛んでキリコの背後で開きます。素晴らしい光景を楽しませていただきました。海から上がったキリコを引く綱につながって曳かせていただきましたが、大勢の人で曳いていても重かったです。能登の夏は祭りですね。


海に入った七夕キリコと花火

8月6日(水) 一人暮らしの高齢者
 今日は久しぶりに叔母を自宅に連れていく。お世話になっている介護施設に迎えに行き、叔母の自宅へ。エアコンの設置されている居間で、たまっていた郵便物などを整理。当方が近くの金融機関に行き、口座を一本化するための手続きを相談。電気料金、上下水道料、電話料金、税金、年金について、口座を変えるための申請書類をまとめて書き、再度窓口に行き、提出、長いもので2ケ月かかりそうとのこと。後日、自治体から支給されるお金についても振込先を変える手続きを役所の窓口に行ってする必要があります。そうすれば、一つの口座ですべてが管理できるようになります。或る程度動ける人は自宅で暮らし、ヘルパーさんがお手伝いしてもらうのであろうが、日々の暮らしを自宅で行うのは無理になっているので、施設のお世話になるしかない状況です。自宅に戻ってくらせるような体力をつけるようなリハビリ的な活動をしてもらえるとよいのだが、なかなかそのようなことも難しそうです。


8月5日(火) 地域の未来を構想する
 どんな地域においても、地域の未来を構想してほしい。その地域の生きる多くの人々が高齢になっていても、地域の未来を思い描くべきではないかと思う。それが先に生きてきた人間の役割のように思う。もちろん、地域の未来を担うのは若い人々であり、これから生まれ育つ人である。そのような人々がいかに生きやすい、可能性を広げやすい状況を用意できるか、自分たちができることは限られるかもしれないが、将来を展望する、そのことにどのように関わりうるかを考えるならば、必然的にすべきことが明確になるのではないでしょうか。構想という概念は堅いかもしれないが、できるだけ体系的にまとめて欲しい。それが検証や評価をしやすくするはず。食べるもの、生活に必要な水、住む家、収入を得る手段、地域に暮らす人々が仲良く暮らすための関わりの在り方、伝統的な祭りや民俗文化、集落維持のための活動など、基本的なことだけでも多岐にわたります。これまでのことを振り返りつつ、今後を描くことが求められている。地域の未来を閉ざしてしまうのか、地域の未来は今ここで生きる人々の双肩にかかっている。


8月4日(月) 神通
 神が通る川という名前がついた富山市を流れる神通川。その中流域に神通地区はあります。中州のようになったエリアに農地が開かれ集落が形成されてきました。周りには堤防が設けらせ、その上に桜が植えられています。昭和29年に1000本寄贈され、桜並木が形成されてきました。今では桜の時期には多くの花見客が訪れる桜の名所になっています。一方で、農地を富ますためにレンゲが導入され、富山県内に供給するレンゲの種を栽培する場所として機能してきた歴史があります。今年4月終わりにお邪魔した時も3ケ所でレンゲの花を見ることができました。休耕地にレンゲを植え、場合によってはレンゲを活かした米作りを実践する地区として有名にしていくことも価値を高めることになるのではないかと思う。富山国際大の斎藤先生や学生さんたちも参加してくれたので、異なる視点からの評価も出していただけ、有意義な探検隊になりました。公民館での昼食も地域の素材を活かした美味しいものでした。桜並木や集落歩きを楽しみ、そして公民館のようなところでランチをいただく、そのような楽しみが継続的に提供できるようになると良い。3つのお社がありますので、これをめぐるコースも設定したい。次はりんご狩りができる時に歩いてみることになりました。


神通地区で見られるリンゴ

8月3日(日) 新しいサイト
 志賀町の鵜野屋地区での活動を紹介・発信するサイトをFBで作成。これまでの経緯をまとめて紹介し、今後も魅力を発信し続け、地域出身の方々にも興味関心をもっていただくきっかけを作ることができればと思います。とりあえず、最初にお邪魔してから、東洋大のSFS講座の途中までの経緯を紹介。SFSの後半についてはこれから徐々にアップして参ります。鵜野屋で検索するとこのサイトがヒットするようにしたいものです。先般アップしたHPと連動させて、多くの人に見られるようにしていきたい。注目されることが地域の人々の意欲を高めることにつながるはずです。FB「鵜野屋」をご覧ください。


8月2日(土) 新しい知
 持続可能な地域社会を考えるために学ぶ、学び続けることで、考える糸口やひらめきが生まれやすくなります。そのような行為の積み重ねによりはじめて、新たな知が創出できるのかもしれない。新しいという概念の内容も問われないといけません。この世に存在しなかったような新たな概念やフレームを生み出すことは容易ではないでしょう。新たなコンセプトと言われることも、意味づけが異なることで、従来とは異なる魅力を持つようになったりします。大切なのは細部が異なること、ディテールを描ききることで、最終的な形や価値は大きく異なる可能性があります。似たようなものに見えることも、具体的な形をアップにしてみると異なっていたり、視点を変えてみることで、異なった様相を呈することも多いはず。異なる視点から見つめられるようになるためには、他の人が書いたものを読むことや他の人の話を聞き続けることが大切です。映像で示されるよりも、文章から想像することを繰り返すことが想像力を豊かにし、創造力を生み出す源泉になるような気がします。学びの基本は読書であり、現場を見て、当事者の話をうかがうことです。そして、新たなコンセプトを提示できるようになりたいものです。


8月1日(金) クアの道
 珠洲の鉢ケ崎リゾートエリア内に歩くルートを設定しているが、その確認作業を行う。2度目であるが、前回に比べ、草が伸び、イバラがはびこっていて作業が進まない。最初は少しは草を刈っていたが、途中からは目印をつけていただくことに専念。おまけに気温が高くて、息があがってしまします。それでも、途中で何度か休憩を取りながら、前回設定したルートを歩いてみたが、よりましなルートに設定できそうです。ルートの途中には、オニユリやカワラナデシコ、ホタルブクロなども咲いていて楽しめます。コナラなどの木陰になるところにベンチ等を置くと休憩ポイントになります。歩いて健康増進を図るためには、土やチップを敷き詰めたところを歩くことを基本に、さらに地形を利用したアップダウンを設けます。程よいコースにできそうです。


カワラナデシコ

以前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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