[ 金沢便り2012.1月 ]
最初のページの金沢便りのバックナンバーコーナーです。
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1月31日(火) 雪かき
 今年はじめての雪かきをしました。新江さんを小松空港にお送りし、事務所に戻るが、駐車場が雪で覆われていたので、車が止められるように除雪を行なう。雪がやんでいたので、1時間以上をかけて行なう。すっかり舗装が見えるようにしましたが、どうなることやら。久しぶりの雪かきでさすがに疲れたので、早めに寝ようと家に戻るが、家の駐車スペースも雪だったので、こちらも除雪を行ないスムーズに入れるようにしました。おかがで、ぐっする寝ることができました。冬場の運動不足解消にはぴったりの運動ですね。


1月30日(月) 八尾山田の食の研究会
 由布院の新江憲一さんの指導により、八尾の料理人さんが取り組む料理研究会が行なわれました。午前の便で来られた新江さんを小松に出迎え、八尾に向う。11時前には会場の黒瀬谷交流センター喜楽里(きらり)館に着き、まずは綿宇の綿さんがすでにお待ちでしたので、だしの多い茶碗蒸しを試作。試食させていただきましたが、新しい食感でした。徐々に料理人さんが集まってこられ、順番に料理の確認をしていただき、創作に取り組んでいただきました。素材を供給いただいている農家や事業委員会のメンバーの方々にも見学していただきました。最後は料理人さんたちが協力しあいながら料理を仕上げていただき、新たな学びの場にもなったはずです。予定より少し遅くなりましたが、3時からは試食に入っていただき、試食終了の際には、参加した料理人さんからもコメントを述べていただき、最後に新江さんから講評いただき終了でした。夜は、山元食道で懇親会を持ち、ここでも、新江さんにトマト鍋や魚料理を作っていただきました。贅沢な懇親会でしたね。


新江さんと一緒に料理を作る綿さん

創作料理の一つ茶碗蒸し

雪で冷やす

1月29日(日) 古本屋
 本日も10時過ぎには神田の古本屋街に行く。三省堂の中にある古書館と隣りのビルにある店をのぞく。昨日、見つけられなかった本が運良くありました。全国の古本屋さんが少しずつ出品してコーナーが作られているので、地域の本もあったりします。新書の類いが叩き売り状態の値がつけられていたりと、飽きない仕掛けがされています。そんな訳で、2店を回っただけで2時間半ほどが過ぎてしまい、他はあきらめて羽田に向かうことにしました。古本屋というのは、新本屋の店頭から消えてしまった本と出会うことができる貴重な場であると同時に、初めて知る本や概念に出会う場でもあります。今回見つけた本の1冊が『漂泊民』(羽原又吉著 岩波新書 1963年11月刊)です。初めて知った本ですが、輪島の「アマ」の人たちのことが詳しく紹介されています。輪島市の海士町三百年祭の記念資料を作成させていただことがありましたが、その際にも拝見しなかった本です。貴重な資料に出会ったものです。そんなことが魅力でなかなかやめられない楽しみですが、小規模な地域の中にも、欲しい存在ですね。


1月28日(土) のとだらぼち
 のとだらぼちITOKO会の世話人会があったので、東京へ。午前の便で飛び、昼前にホテルに行き、荷物を預ける。まずは、有楽町の「加賀能登金沢江戸本店」に「能登ふるさと博」のスタンプラリーのパンフを持参し、配布をお願いする。その後御茶ノ水へ。神田の古本屋街を回り、海藻に関する資料を探す。自然科学書専門の本屋・鳥海書店(神田古書センター)を見つけ、何冊かを購入。さらに裏通りの姉妹店も紹介されたので、そちらものぞいて1冊を購入。久しぶりにこの界隈にやってきて有意義でした。その後、水道橋から神田に移動。世話人の林さん、本田さんと日本橋室町の砂場に行く。おいしいお蕎麦や玉子焼きをご馳走になりました。夕方4時からは世話人会でしたので、新橋に移動し、ホテルコムズ銀座1階喫茶店でミーティング。今年の活動について意見交換。6時からは「のとだらぼち」に行き、懇親会でした。新しい店長山本一敏さんに代わって初めてお邪魔しました。能登からの素材を活かした料理と能登の地酒をいただきました。料理人さんとしての経験を積んだ方なので、今後の活躍に期待したい。さらに繰り返し能登を訪ねていただき、能登の人探し及び素材探しをしてほしいものだ。二次会でご案内いただいたバー「PHILOSOPHY」には、内村鑑三の著書が並べられていた。


のとだらぼちのぶり大根

御造り

土鍋で炊いたごはん

1月27日(金) 草庵秋桜
 朝一番に、珠洲から来ていたメンバーと湯布院厚生年金病院の見学に行く。水中運動のプールを拝見。帰ろうと廊下を歩いていたら、時松さんと出会いました。入院中でリハビリのために車椅子で移動されているところでしたが、お元気そうで安心しました。その後、クアージュゆふいんに行き、午前中は、クアオルト研究会の続きで、分科会報告と大森彌さんの講演があり、終了でした。その後、草庵秋桜にお招きいただき、茶寮かすみ草で昼食をご馳走になりました。大田社長といろいろお話をさせていただきました。シンプルで落ち着いた空間で、過ごし易い感じです。


草庵秋桜の料理

スープ

お食事処の空間

1月26日(木) クアオルト研究会2
 由布院の朝は道路が凍てついていました。一年のうちでも、1、2の冷え込みとのこと。恐る恐る歩いて、宿泊している山ぼうしから観光総合事務所にいく。ホームページをアップし、メールをチェックし、皆さんが集まってくるのを待つ。勝手知ったる観光総合事務所を使わせていただいています。午前の体験プログラムに皆さんが出かけたのを見届けてから、新江さんと来週の八尾での料理研究会の打合せを行う。DINING十和蔵からは歩いてクアージュゆふいんに戻る。昼は水中運動リーダーさんたちが作ってくださった由布市尽くしの料理をご馳走になりました。午後は、基礎講座として小関信行先生と上田裕文さんによる基調となる話がありました。その後、分科会は「まちづくりと観光」「健康づくり」「環境と景観」の3つに分かれて行われました。当方は「まちづくりと観光」に参加しましたが、議論は難しかっですね。夜はビール館で交流会があり、花の木通りのバルジュンで二次会でした。最後は二コルズバーに行って、心地よく由布院の夜を楽しませていただきました。


今日の由布岳

由布市づくしの食事

交流会での庄内神楽

1月25日(水) クアオルト研究会
 雪の中、無事に由布院に着くことができました。小松空港を離陸する時は、吹雪でしばらく待機した後、飛び立ち、気流が悪いのか、普段のコースとは違うルートから福岡空港に着陸したようで、20分近く遅れて到着。間もなく来た高速バスに乗り、由布院に向かう。高速道路には雪もなくスムーズでしたが、由布院に近くづくにしたがい、雪が激しくなっていました。由布院駅前のバスセンターからは歩いて山ぼうしまで行く。山ぼうしに着いてほどなくして、市役所の送迎バスがきたので、クアージュゆふいんまで送っていただきました。クアオルト研究会についてのオリエンテーションの後は、クアージュゆふいんの体験と厚生年金病院の体験があり、両方を拝見しました。厚生年金病院のプールは水深を1mと1.2mに分けたプールと水流を起こすことができるプールとあります。一般の人も1回500円で利用できるとのこと。市民は300円の割引サービスもあります。リハビリのための活用もされており、厚生年金ホームに長期滞在して取り組まれるお客様も多いようです。夜は湯の岳庵で珠洲から来た3名と夕食。途中から中谷健太郎さんにも加わっていただき、楽しい話で盛り上がりました。2次会は、クアオルト研究会の正式メンバーである上山市、田辺市、由布市の皆さんと合流し、11時過ぎまでわいわいがやがやでした。


クアージュゆふいんの体験会

厚生年金病院の体験会

湯の岳庵でいただいたワカサギとフキの天ぷら

1月24日(火) 五箇山で雪の中から赤かぶを掘る
 天気予報では雪であったが、晴れていたので、午前のうちに五箇山に行く。金大を抜けて福光に山越えしたが、途中の道路もスムーズで、1時間程で到着。道の駅上平・ささら館で待ち合わせ、すぐ近くの集落にお邪魔させていただく。山裾に棚田が広がる、素晴らしいところです。裏山の中を東海北陸道のトンネルが抜けているようだが、その山も山裾が杉林でその上には落葉樹が頂上迄続いています。典型的な里山の風景です。公民館の近くに車を止め、かんじきを履いて、赤かぶが残るという畠に向かう。1メートル以上雪が積もっているが平気です。少しずつ沈むが、かんじきなら雪原の上でも大丈夫です。畠に到着したら、さっそくスコップで掘ってみる。掘った中で作業ができるような広さに掘るので、かなりの量の雪を掘り上げたことになりました。天気も良かったので、途中で一枚脱いで作業を続け、20分弱で地面に到達。小ぶりの赤かぶがあちこちに残っていました。昨年秋の収穫の際に小さくて、そのままにされたものです。小さい赤かぶを、雪で土を落として、かじってみた。からみもなく、甘さを感じます。雪の下にあると、糖度が増すようで、美味しくなるのですね。畠に小さな赤かぶを残しておくのは、いざと言う時の食糧としても貴重です。糖分もましているので、さらに良いでしょう。棚田の中を歩いてみたが、棚田を開墾した時に、出てきた石を積み上げて作った石垣の上に棚田が設けられていて、先人たちの営々とした仕事が伝えられている素晴らしい空間です。この棚田だけでも一見の価値は十分です。集落の東田さんに案内いただいたが、人柄の良い人たちが住んでいる集落のようだ。これだけの石積みをされ、それを維持されていることに、表れているようです。


雪原を進む

赤かぶ発見

雪の上に並べると赤が引き立ちます

それなりの深さです

石積み

色々な形、大きさの石を積み上げています

1月23日(月) 至福のマッサージ
 伊集院静さんの『岬へ[海峡 青春編]』(文庫版)の最後に盛り込まれた長友啓典さんの文章のタイトルです。伊集院さんの文章を読んでいると、肩の凝りがとれるということを言われています。的確な表現です。そんな書き手をお持ちではありませんか。著書を身近かに置いておきたいと思う作家は何人かいらっしゃいますし、エッセイでも多い。私にとって、室井滋さんや酒井順子さんもそうですし、先日の高峰秀子さんもそんな感じかもしれません。肩の力が抜けるような癒し効果のある文章を目指したいものですが、これはなかなか難しい。いろいろな作品を読むと同時に、書き続けることで、コツを覚えたいものですが、道のりは長そうだ。ところで、『岬へ』の最後の場面は門前の猿山岬です。雪割草を観に行ったことのある方にも、これから行かれる方にも是非読んで欲しい。


1月22日(日) のと寒ぶりまつり
 能登町宇出津での寒ぶりまつりを見学に行く。午後、能登事務所でUターン希望の方とお会いするために、事務所に寄り、弱くストーブをつけてから宇出津に向かう。パチンコ屋の駐車場に車を止め、会場へ。10時前に到着したが、すでに多くの人が真中のテーブルに座って開会を待っていました。10時の開会時間には会場内は多くの人で、オープニングとして行なわれた弥栄太鼓も人だかりで見えない状態でした。昨年は雪の中で行なわれましたが、今年は曇り空で雨もあがり、よい日和でした。会場が全体に狭い感じで、椅子テーブルの絶対数が足りませんでした。駐車場が見つけられず、右往左往する車が町内のあちこちを走っていました。パチンコ屋さんの駐車場は帰る際もたくさん空いていました。近くの橋が工事中で行き止まりになっているので、その看板が目立ち、駐車場としての案内が分かりづらかったせいかもしれません。いろいろ反省点はありますが、県外からも多くのお客様にお越しいただき、すっかり定着してきた印象です。今後も継続し、恒例行事化すると同時に、町内の飲食店、宿泊施設で寒ぶり料理を提供することも定着させてほしいものだ。


寒ぶりの解体ショー

弥栄(いやさか)太鼓

にぎわう会場

1月21日(土) おいしい人間
 近くの書店で見つけた「おいしい人間」を買い求め、さっそく読んでみた。高峰秀子さんのエッセイですが、小気味が良い文章が並んでいて、思わず読み続けてしまいます。タイトルが気に入ったが、内容がタイトル通り面白い。85年の生涯の中で出会われた(直接はお会いになっていない人も含まれるが)方々との交流や作品を描かれています。他の著書も読んでみたくなります。本との出会いは、著者への興味関心を高めるが、一度直接お話をうかがってみたかったですね。そんなことはかなわないが、出演された映画が沢山あるので、まずはそれを拝見することにしよう。「おいしい人間」のお一人が秀子さんであるのはたしかそうだ。


1月20日(金) 人財と人材、そして人財移転を
 田舎暮らしがしたいという都市生活者がかなりいるという。すでに田舎に移り住んだ人たちの友人知人には必ずといってよいほどそのような人たちからのコンタクトがあるようです。ネットで情報発信をしていると、いろいろコンタクトがありそうです。そのような方々を受け入れるための受け皿作りが急務のように思う。人口減少と高齢化が進む地域の将来のためには、子育て世代や現役で仕事をされる人たちを増やす事が不可欠です。地域の優先課題は明確だ。地域や企業にとって、新たな価値を産み出す人という意味で「人財」という表現を使用していることが多いが、単なる材料のように見える「人材」という言葉を避けています。一方で、東日本大震災のような大きな震災が起こる確率は高まっているとの認識が広がっています。最近発表された予測によると、南海、東南海、東海エリアでの確率が高いが、大東京を含む東京湾エリアも十分確率は高い。東北一帯や北海道の太平洋側も危ないようです。そのようなことを踏まえても、人財の地域分散が国策としても必要だと思う。大勢の人が集まって暮らしている危険性は大震災でよく分かったはずだし、体力があっても多くの人が集まっていれば、いざという時に身動きがとれなくなるという想像力を持つべきであろう。思い切って地域に移転しようとする人を受け入れるための施策づくりを進めたい。今日も珠洲で移り住んだ人に話をうかがって、強く感じたことです。午前はのと海洋ふれあいセンターで海藻の研究をされている専門員の池森さんにお話をうかがう。長年、能登の海藻を調べられ、蓄積されてきた知には大きな価値があります。人財の典型のように思う。


昼食は珠洲ビーチホテルでかきフライかつ丼

1月19日(木) 海藻
 海藻まつりのための資料探しのために書店に行ったが、大きな書店でも海藻についての本は無かった。ネット上にはいくつか、海藻を紹介する図鑑などが上がっており、きれいに分類され、細部のアップ写真も含まれていて分かり易い。珍しいマニアックな情報はやはりネットの時代なのかと思う。見つけたサイトで、最も充実しているのは、千葉大学海洋バイオシステム研究センター 銚子実験場の「海藻・海草標本図鑑」です。三重大学生物資源学部 藻類学研究室ホームページにも「海藻・海草写真」があり、きれいな写真が多く、コンパクトな説明がつけられています。行政では、京都府の京都府で見ることができる海藻が詳しい。日本で海藻の研究が最初に取り組まれたのが能登であるとの資料も拝見しましたので、能登や石川、富山湾の海藻を紹介したサイトを作成したいものです。


昼食は丸福のやきそばでした

1月18日(水) 立山連峰
 今日は一日、能登半島の内浦側にいましたが、ずっと立山連峰が見えました。きんぷらの部屋からは朝日が昇る前の赤い空が望めました。のと海洋ふれあいセンターの館長さんにお話をうかがった後、五色ケ浜を通り珠洲に向かいましたが、海岸からきれいに対岸が望めました。さらに午後の珠洲ビーチホテルの8階での打ち合わせの際もずっと見えていました。最後は夕陽が当った立山連峰でした。「立山連峰が見えるとその後、天気が崩れる」と能登では言われていますが、なかなか崩れない天気でした。朝、見えると午後には崩れていることが多かったのですが、今日は珍しく一日もっていました。しかし、打ち合わせを終えてホテルを出た6時過ぎには、雨が降り出し、やはり言い伝えの通りでしたね。


きんぷらの部屋から

五色ケ浜から望む立山連峰

珠洲ビーチホテルの8階から望む

1月17日(火) 海藻おしば
 午前は製本屋さんにスタンプラリーのパンフの残りを取りに行き、事務所にいくらかを運び入れ、一部は能登事務所に持っていってもらう。午後、能登に向かう途中、高松パーキングに立ち寄り、配布をお願いし、能登方面に向かうパーキングのショップの中で配布いただくことに。能登に向かう人がトイレ休憩や買い物に立ち寄りやすい場所ですし、食事のために立ち寄る人も多い。まとめた部数をお預けする。その後、七尾の「昆布海産物処しら井」に行き、白井専務から海藻おしばについてお話をうかがう。珠洲で行う海藻まつりの参考になるお話をいろいろうかがうことができ有意義でした。次は、七尾から門前に移動し、手仕事屋で星野さんとのとだらぼちITOKO会の件について相談。泊まりはホテルのときんぷらにしました。お客様が少ないので、食事はろばた焼きでした。個人的には、古い建物を移築したこの空間が良いですね。足元は床暖が入っており、足を下ろして食事ができるようになっています。炭火で肉や魚介類、野菜を焼いていただくのは良いものです。ちょっと贅沢な感じでした。


しら井本店2階の海藻おしばギャラリー

海藻おしばについての書籍も

ハガキやしおりも販売

1月16日(月) 高齢者のサポート
 午後は、小松まで叔父夫妻を連れて行く。叔母が病院に連れていってほしいと言われたのでお供をしましたが、叔父も一緒に行き、途中で遅いランチを。病院で診察を受けている間、叔父と二人で小松の駅周辺を見学に。駅裏にあったコマツの工場をすっかりなくなり、公園こまつの杜となっていました。研修センターと資料館、さらに一番大きい作業用の車両が置かれています。運転席まで上がれるような仕掛けになっていますから、休日には家族連れで賑わうのかもしれません。叔父の妹にあたる叔母が小松に住んでいた時は、小松駅で降りて、歩くかバスで行っていました。高校生の時は、小松の図書館に来て勉強したこともあり、馴染みの駅で、その駅裏にコマツの大きな工場があるという記憶が強く残っていたのですが、すっかり様子が変わっています。時代とともに町も変わるし、設備も変わるのが工場の宿命かもしれません。今は工場というと箱形が主流ですが、昔はのこぎり型の屋根が典型でした。そんな風景は産業遺産となりつつあるのでしょう。帰りには、小舞子の叔母の家により郵便物をチェック、お世話になっている福祉施設に年賀状を届け、久しぶりに兄妹の面会をしていただきました。


研修センター

大きな重機

こまつの杜の案内板

1月15日(日) エコツアーガイド養成講習会in南砺市(五箇山)最終日
 エコツアーガイド養成講習会in南砺市(五箇山)の最終日でした。松田さんからの関連法規の講義の後は、質疑応答タイムでした。いろいろ具体的な質問を出していただき、それに講師陣が答えました。2時間以上を費やし、まだまだありそうでしたが、12時半には終了です。記念写真を撮影し、さらに立ち話や名刺交換が続き、五箇山荘でのこきりこ披露も楽しませていただきました。五箇山荘を出たのが2時過ぎで、その後、道の駅上平・ささら館の五箇山旬菜工房いわなで昼食をいただきました。講師陣とスタッフなどでいわなの握り寿司や骨せんべい等をご馳走になり、昼食としてはコロッケ定食を注文。新しい出会いがいろいろあった3日間でした。今後につながることを期待したいですね。


五箇山荘でのこきりこ披露

いわな寿司

飛騨牛のにぎり

1月14日(土) かんじき
 エコツアーガイド養成講習会in南砺市(五箇山)の2日目です。午前はガイドについての基礎的な話をピッキオの東さんがされました。その間に、楠部さん、知床ネイチャーオフィスの松田光輝さんと午後のフィールドワークの舞台となる 菅沼集落合掌の里をリサーチに行きました。菅沼集落では、かんじきをはいて、雪の中を歩きました。五箇山民俗館の横から神明社の鳥居を越えたところまで歩き、さらに、集落の裏手にある雪原をあるいて、 喫茶「掌(てのひら)」の近くまでたどりつきました。十分歩くことができました。昼前に五箇山荘での講義を終え、グループづくりを行ったあと、バスで菅沼集落と合掌の里の二手に分かれて移動。それぞれに歩いてみて回り、素材探しを行いました。当方がご一緒した菅沼では、かんじきをはいて、午前中に歩いたコースを歩きました。そして、合掌の里まで行き、水上家で昼食でした。合掌の里にご用意いただいた地域の食材、食文化を活かした食事は美味で、具沢山の味噌汁をおかわりしてしてしまいました。その後、再度菅沼集落に戻り、プログラム案をまとめていただき、4つのグループから発表していただきました。それぞれ違う場所でのプレゼンは、短時間で作ったにも関わらず練られた内容で楽しめました。最後は五箇山荘に戻り、知床の松田さんから、リスクマネジメント、環境保全の考え方の講義があり、本日のプログラムは終了。一日、充実した内容でしたね。 


かんじきで歩く

昼食

プレゼン

1月13日(金) エコツアーガイド養成講習会in南砺市(五箇山)
  五箇山荘で行われているエコツアーガイド養成講習会in南砺市(五箇山)に講師役として参加しています。朝8時半には金沢を出て、金沢大学の間を抜けて福光に山越えし、城端からさらに山を越えて五箇山に入る。城端まではスムーズでしたが、トンネルを抜けた途端に道路も真っ白で、のろのろ運転でやっとたどり着きました。カーブでは、滑りそうになることがたびたびでした。こんな時期は高速が安全ですね。午前中に会場の微妙な修正と準備を行い、皆様の到着を待つ。午後からの講習会は、JTIC.SWISSの山田桂一郎さんの「エコツアーの市場と商品化」、ピッキオ・楠部真也さんの「エコツーリズム論」、日本エコツーリズム協会事務局大久保さんの「JESの取り組み」、最後に紀南ツアーデザインセンター・宮本淑子さんと当方による「エコツーリズムにおける地域論」でした。午後1時から7時過ぎまでの密度の濃い講習会で、その後、交流会が行われましたが、さすがにスタートが遅かったので、すぐに終了となりました。ロビーでいろいろお話をして11時頃にようやく散会となりました。明日は、菅沼集落を舞台にしたフィールドワークも予定されています。どんな新しいプログラムを提案いただけるか楽しみですね。


講習会の様子

交流会の料理

揚げたての天ぷらも

1月12日(木) クアオルト研究会
 今月末に由布院で行なわれるクアオルト研究会に参加します。珠洲市のスタッフの方にもご一緒いただきます。珠洲市で進めているヘルスツーリズム事業の参考にするためですが、可能であれば、一緒に活動できないかと考えています。大分県由布市、山形県上山市、和歌山県田辺市で立ち上げた研究会ですが、昨年春の設立総会の時も案内をいただいていました。その時は、参加できませんでしたが、今回は昨年11月に珠洲にお越しいただいた由布院の森山さんからご案内をいただきましたので、参加させていただきます。ゲストで何度か参加してきた上山のまちづくり塾でも、湯治場としての再生やエコツアー等の取り組みの必要性を語ってきましたし、由布院でも原点回帰としての「保養温泉地」としての実体づくりを提案してきました。上山の方々に最初にお会いしたのは由布院でした。その後、継続的なおつきあいがあります。これまでの関わりを深化させるためにも、クアオルト研究会に参加させていただければと思う。


1月11日(水) 八尾の料理人2
 今日も午後は八尾の飲食店を回る。食談議の相談であるが、北吉、吉田屋、エルバッチャ、胡弓と。それぞれ特長のあるお店ですので、個性的な料理人が頑張ることで、八尾全体の魅力を相乗的に高めて欲しい。美味しい店がいろいろあることを発信することで、全体として八尾に食事を楽しみに来る人を増やすことです。そのためには、このような事業を継続することが重要だ。同じメニューや食材に取り組むというアプローチもありますが、個々の個性をクローズアップすることで、魅力の重層性を訴求することもありだと思う。安易に連携せずに、切磋琢磨することが重要だ。途中から雪が激しく降り出してきたが、帰る際に、高速の近くまで来たら、ほとんど積雪もなく、高速道路上は、まったく雪が積もっていなかった。少し離れているだけで、ずいぶん雪の降り方は違うものです。


1月10日(火) 八尾の料理人
 今年初めて、八尾に参りました。2月に行なう食談の打ち合わせです。飲食店さんを回り、相談、テーマやメニューのイメージをうかがう。今日は3軒でしたが、明日はさらに多くを回り、それで概要を固める予定です。それで、まずは案内チラシと新聞広告を作成します。意外性があるのは、村さ来八尾店です。全国チェーンに参加されていますが、ご主人は地元の料理店で修行をされていますので、いろいろな料理を自ら作る事ができます。そこで、定番メニュー以外のオリジナルメニューが豊富です。地域性のあるメニューや季節の素材を活かした料理も楽しめます。一度、食べに行きたいですね。最後にお邪魔した京風割烹綿宇さんは、京都で修行を積んできたご主人・綿敏克さんが始めたお店です。割烹にこだわり、カウンターでお客様と相対して料理を楽しんでいただきたいとのこと。よいアプローチです。お客様の食事の進み具合をみながら、料理することができますし、直接話しかけることも可能です。お客様同士の交流も6人なら十分図れると思います。新たな発想で取り組んでいただけるのがよいです。


村さ来の活きカニ

1月9日(月) のとだらぼちITOKO会
 今日ものとだらぼちITOKO会の皆さんにおつきあいする。キャッスル真名井で朝食をいただいた後、ロビーでお茶を飲んでいたら、虹が出ました。穴水の街の上にきれいな半円を描いてくれました。その後、一行は、宇出津の数馬酒造で酒蔵見学に行かれたので、当方は能登事務所に行き、車に積んでいたパンフを置き、領収書を作成した上で、数馬酒造に行く。まだ、酒蔵の3階で、新酒の試飲中でした。お店でお土産の酒を買い求めいただいた後、穴水の渚水産に行く。海沿いを南下し、途中から山に入って行くが、天気が回復したおかげで、路面が露出しており、危険な箇所もなくスムーズにたどり着くことができました。渚水産さんでは、バーベキュー小屋で、かきや魚などを焼いて召し上がっていただく。総勢23名でしたので、賑やかでした。東京から来られた皆さんには、延々3時半過ぎまで楽しんでいただきました。最後は能登空港までお見送りして、名残りを惜しむ。当方は神戸まで帰られるITOKOを金沢駅迄お送りしました。今後もITOKOの皆さんとのおつきあいが深まることを期待したい。


数馬酒造での試飲の後

渚水産でかきを炭火で焼く

盛り上がるバーベキュー

1月8日(日) 能登ふるさと博冬編
 能登ふるさと博冬編の2回目がスタートしました。「和倉温泉冬花火&海鮮まるごと大鍋とうまいもん市」の様子を拝見すべく和倉温泉に参りました。早めに着き、まず加賀屋にお邪魔し、スタンプラリーのパンフをお渡し、主旨を説明。次に多田屋、十番館さんとお届けしたところで、電話が入り、パンフが届いていないという七尾市内の店にパンフを持ってあがり、説明。その後,和倉温泉に戻り、大鍋とうまいもん市会場の様子を拝見し、温泉旅館,ホテルへパンフを届けて回る。すべてのお宿さんを訪れましたが、大小さまざまです。貴重な機会でした。次に、珠洲まで走り、道の駅すずなりで、事務局長に、来週の「珠洲あんこう祭」の際に、道の駅内にスタンプを押せる場所を用意していただくことをお願いする。その後、穴水町役場を訪ね、雪中ジャンボかきまつり2012の会場でのスタンプ押印場所の設置をお願いする。最後に、キャッスル真名井に行き、のとだらぼちITOKO会総会のお手伝いをする。そのまま、キャッスル真名井に泊まる。


海鮮まるごと大鍋

金券販売場所でラリーパンフを配布いただく

移動販売車も集結

1月7日(土) 雪の五箇山
 今年初めて五箇山に行く。まずは、上平観光開発の事務所のあるタカンボースキー場で打ち合わせ。ゲレンデでは、スキーやスノーボードのお客さんが滑っています。ゾーンが二つに分かれているので、分かり易いゲレンデです。高速のインター(五箇山IC)から10分で着くスキー場も珍しいようだ。その後、菅沼集落の荒井さんのところにお邪魔して打ち合わせ。そこから、合掌の里の会場候補も見て回り、最後に来週のエコツー研修会のメイン会場である五箇山荘で現場確認。いずれも雪に覆われていて、さすが山深い地といういった印象です。羽馬製パン所さんで、名物の「あんドーナツ」を購入。そこから山越えし城端に出たが、トンネルを越えても沢山の雪でした。急ぎ、金沢に戻り、製本屋さんでスタンプラリーのパンフを車に積み、能登に向かう。まずは七尾に行き、昨日店が閉まっていた布施酒造店さんにパンフを届け、自慢の古酒を買い求める。ラベル等のデザインは息子さんがされているそうで、酒作りをされている兄弟と連携して商品ができ上がっています。布施酒造店さんは、外から見えるところにレンガで作った煙突が見え、建物も古い木造の建築物で拝見する価値の高い空間です。七尾市としても、界隈の美化を進め、もっと発信すべきですね。その後、能登島を回りパンフを届ける。最後は羽咋、宝達志水と回り、金沢に戻りついたのは、7時を過ぎていました。動き続けた一日でした。


タカンボースキー場

菅沼集落の様子

羽馬のあんドーナツ

布施酒造店の外観

息子さんが描かれた絵がいっぱい

代表的銘柄が描かれたのれん

1月6日(金) 里山里海の保全と活用
 朝一番に、水産業の振興の方策についてご意見をうかがうべく、JFいしかわすず支所の前野参事のところにお邪魔する。資源管理型漁業、黄金カキの育成、海藻の資源保全と活用など、前向きなお話をうかがえ有効でした。てんぐさを刈るところから行なう「ところてんづくり教室」は是非実現したですね。次に、JAすずしを訪ね、南組合長、桶下専務、中島課長にお話をうかがう。サカキの商品化のような具体的な事業としての成果と、新規就農者を増やすことが当面の課題だし、そのようなことを里山里海をテーマにした活動には期待されています。きのこも松茸山の再生としいたけの付加価値化で、長期的に1億円以上の売上をあげられるようにすべきです。その後は、「能登の味めぐりラリー」のパンフの配布を続ける。珠洲市内から、能登町、門前町、七尾をと回る。最後は七尾の一本杉通り商店街の北島屋さんで、お茶をいただきながら、をうかがう。ご主人の北林さんは、いつも前向きで魅力的です。


能登の味めぐりラリーのパンフ

1月5日(木) 半島の先端を回る
 能登ふるさと博のスタンプラリーのパンフができたので、参加市町に配って回る。製本屋さんで車に積み、2台に分かれて北上する。当方は羽咋市、志賀町、能登鹿北商工会、輪島市、珠洲市と回る。それぞれの担当者に参加店舗への配布をお願いして、酒蔵や食談議、能登時間参加者には、当方がお届けするが、途中で終了。あとは明日にさせていただくことにする。珠洲では、最後におらっちゃの里山里海にお邪魔して、赤石さんから今後の展開についてお話をうかがう。2時間近く、有意義ないろいろな話ができ有意義でした。今日もビーチホテルに泊まる。ネット環境が整っており、仕事がしやすく便利です。


青空がのぞく外浦の風景

波も高く、風強し

木の浦手前の風景

1月4日(水) 海沿いの学校の先生を宮城へ
 学校で子どもたちを教えている先生方には、是非東北の被災地を見て欲しいと思います。特に、三陸一帯のリアス式の海岸線に点在する集落や街の被災状況だけでなく、仙台市若林区や仙台空港のある名取市などをご覧いただきたい。なだらかな海岸線が続く一帯にも大きな津波が押し寄せてきたことをしっかり学ぶ必要があります。狭く奥まった集落や街に高い津波がやってくるのは容易に想像できますが、フラットな海岸線をこえて津波がやってくることは想像を超えています。そのような現実を知ることが重要です。三陸一帯では、4、5階の一見高そうな建物も津波に乗り越えられている現実を見て、記憶に留めていただくことです。一方で、子どもたちも先生も助かった学校の対応をしっかり学ぶべきですね。速やかに裏山や高台に逃げています。いつどこで、どのような自然災害が起こるか分かりません。山側から土砂崩れや洪水がやってくることもあり得ます。そのようなことについて、普段から早目の対応を考え、避難訓練をしておく必要があります。とっさの時に素早く対応できるためには、普段からの学びと練習が必要です。東日本大震災(地震、津波)、被害状況専門サイトは仙台市若林区沿岸地区の被災状況を紹介しています。参考にご覧下さい。


1月3日(火) 10年前
 金沢便りを読み返してみて、確認しました。宮城県に初めて行ったのが2002年8月30日でした。10年前です。その時に泊まったのが、当時の志津川町、現在の南三陸町です。「第17回地域づくり団体全国研修交流会宮城大会」のために出かけたが、分科会は志津川町に参加しました。廃校を活用した体験と宿泊のための施設「さんさん館」に泊めていただきました。その時の写真も見ていて発見しました。歓迎の挨拶のようなことをされていたのが、現在の町長の佐藤仁氏です。交流会の場で最初に挨拶されていますね。翌日に船で沖まで連れて行ってもらった漁師さんの写真も見つけました。ご無事でしょうか? そして、昼をご馳走になった慶明丸の女将・三浦さき子さんの写真もありました。いろいろお世話になった方がいる、懐かしい志津川でしたから、震災後繰り返しお邪魔しています。


交流会で挨拶される佐藤仁氏

漁船に乗せていただいた漁師さん

慶明丸の女将・三浦さき子さん

1月2日(月) 地球内存在としての人間
 人間は太陽からの多大なエネルギーをいただくことで成立している地球の体系の中で生きています。地球の中から取り出してきた石油や天然ガス、石炭などを燃料や工業原料として活用すると同時に、生態系の仕組みを活用して作物を作り、魚介類などを捕獲して食糧としています。住居を作り、寒暖の影響を軽減し、他の生き物に襲われることを防いできています。さらに屋外での寒暖の影響を軽減し、安全を確保するため衣服を作り着用することが多くの地域で当たり前になっています。そのようなものの製造や保存、寒暖から身を守る為に、多くのエネルギーを産み出し活用しています。長い年月、薪や柴草、加工した炭などを活かしていましたが、石炭や石油の加工技術の開発により、石油製品も重要なエネルギーとなり、電気の発明とともに、その活用場面が広がり電力が重要なエネルギーになっています。そのような地球内物質や生態系を活用する技術を開発することで、命を守り、生活の安定を追求してきたのが人間の歴史です。そのような生存のための技術開発や関係性をベースとしつつも、余剰資源が産み出す価値を増幅させるための経済システムが世界化することで、生存に必要な物以上の物が生産され、モノの生産を伴わない取り引きが価値を生むという共同幻想が広がっています。その限界と問題点を明確にして、これからの人間関係のあり方、地球資源と人間の関わりについて考えるべき時にきていますね。


1月1日(日) 新世界より
 正月らしい気分を味わうために、クラシックを聞いています。交響曲の中では最も好きなドボルザーク作曲の「新世界より」です。学生時代からカセットテープに録音して繰り返し聞いていました。今はCDですが、たまに聴くとよいものです。新たな世界を構築していく必要性が高まっている現在から未来を見つめ、心静かに、かつ強い意志を持って考え続けるために、BGMとして相応しい曲ですね。ドボルザークはアメリカを体験することを通じて作曲しており、新世界とは、アメリカのことを言っています。現代において「新世界」として想定すべきは、欧米をモデルとした社会とは異なる社会システムのことでしょう。自然(象徴としての森と海、そしてエネルギー源としての太陽)とともにあることを基本に据えた社会をいかに目指すか、エネルギーも物質も多消費で、自然と隔絶されたような生活環境のもと、恵まれた社会にいる人間だからこそ、考えるべきことのように思う。そのような着想を広げていくために、古典的なものに触れることも有意義です。


以前の金沢便りはこちらをご覧ください。

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