能登杜氏物語(サイトタイトル)
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  関連書籍の紹介(1) 杜氏について書いた本、杜氏が書いた本、杜氏が使う本


酒づくりに一生を捧げた男たちの回顧談。工程の詳細説明、戦前戦後の吟醸酒づくりの歴史。主な8つの杜氏集団の生い立ちから活躍。
『杜氏という仕事』
藤田 千恵子
新潮選書/2004年

滋賀の酒「喜楽長」を醸す名杜氏・天保正一(能登杜氏)の半世紀に、日本の酒文化のゆくえを探る。
『職人芸の科学
杜氏の技』義本 岳宏
/恒星出版(サイエンティフィックアドベンチャー2) /2001年

杜氏の技を科学的手法で継承しようとする挑戦の記録。
『杜氏一代 ― 時代の美酒を醸す男の物語北川 広二
/無明舎出版/1998年

信州杜氏の足跡から紡ぐノンフィクション。美酒誕生の裏側に秘められた人間ドラマ。
『酒つくりの匠たち
― 老杜氏の語る日本の酒

菅間 誠之助
柴田書店/1987年

『杜氏千年の知恵 ― 米、水、人を生かし切る日本の酒造り
高浜 春男/祥伝社/2003年
越後の酒「八海山」の杜氏が書いた本。「どんなことがあってもいい酒を」と、日本酒を守り抜く匠の技を紹介。
『夏田冬蔵 ― 新米杜氏の
酒造り日記
森谷 康市
/無明舎出版/1995年

秋田の酒「天の戸」の30代杜氏が書いた本。大学出の若き杜氏の右往左往奮戦記。
『杜氏のひとりごと』
鈴木 庄一/文芸社/2001年

福島の酒・千駒酒造の杜氏が書いた本。修業時代から21世紀に向けた酒造り。酒の種類と味わい、一人でも多くの方に、酒造りの素晴らしさを。
『杜氏物語』植野 瞭三
/渓水社/1984年

広島の三津杜氏による自伝小説。戦前の酒造りや、三津杜氏の生活、杜氏と酒蔵の関係等が描かれる。

『美酒の設計』
藤田 千恵子/
マガジンハウス/2009年

酒造りの常識の「櫂入れ」をせず、微生物の自然の営みを辛抱強く見守り続ける高橋藤一杜氏(齋彌酒造/秋田県)のノンフィクション。
『愛と情熱の日本酒
― 魂をゆさぶる造り酒屋たち
山同 敦子/ダイヤモンド社/2005年

魂を込めて醸す男たち。うまい酒の裏にはドラマあり。名蔵元の造り手たちを丹念に取材したルポルタージュ。(写真はちくま文庫版)
『日本の杜氏413人名鑑』
守山 薫、 中野 繁/
フルネット/2009年

杜氏名鑑の2010年版。
『この酒 この杜氏』
ビーアンドエス編/
新紀元社/1996年

平成8年度全国新酒鑑評会金賞受賞酒や杜氏の紹介。

『杜氏になるには』
石田 信夫
ぺりかん社(なるにはBOOKS)
/2000年
『なるほど! 吟醸酒づくり
―杜氏さんと話す大内 弘造/技報堂出版 /2000年
杜氏セミナーの内容や、著者が実際に受けた相談をもとに、杜氏が今一番困っていること、知りたいことを問答形式にまとめた。
『経済と吟醸 酒造要訣』
小穴 富司雄/日本評論社(菊姫ライブラリー)/2007年

酒造技術の名著復刻シリーズの第4巻。酒造環境に大きな変化があった戦後の状況下、基本となるべき醸造法を詳説。
増補改訂 最新酒造講本』
財団法人日本醸造協会

酒造従業員の実用書。実技を理解するために必要な理論を多く、しかも平易に取り入れた。



  関連書籍の紹介(2) 酒造りについて(歴史・文化・民俗、酵母・酒米など)


『酒造りの歴史』
柚木 学
雄山閣書/2005年

日本文化を醸成してきた「日本酒」の推移を追究。近世酒造業の発展、その社会経済史的側面と醸造技術史。
『酒造りの不思議』秋山 裕一
/裳華房(ポピュラーサイエンス)/1997年

日本酒の造り方。日本酒だけに生育する特殊な細菌・火落菌や酵母の話、日本酒2000年の歴史など。
『日本酒』
秋山 裕一
/岩波新書/1994年

日本酒の魅力の裏に、蔵人や研究者たちの心意気。日本酒の不思議と味わいのポイント、その起源からバイオテクノロジーの現在まで。
『日本の酒』
坂口 謹一郎
岩波文庫/2007年

日本の酒造りの方法はどこが興味深くまた優れているか。醗酵学者・坂口博士の日本酒読本。

『日本酒の起源 ― カビ・麹・酒の系譜上田 誠之助/
八坂書房/1999年
微生物学者である著者が、麹の酒「日本酒」誕生の陰に消えていった古代の美酒「芽米酒」を膨大な文献と実験から追った、知的冒険書。
ものと人間の文化史138 麹』
一島 英治
/法政大学出版局/2007年

日本酒、醤油、味噌など、日本人の味覚をリードしてきた麹のルーツを辿り、稲作と共に育まれた麹菌の優れた働きの秘密を探る。
『酒と酵母のはなし』
大内 弘造/技報堂出版/1997年

酒づくりの主役・酵母。その 形態、生理、育種等。さらに清酒・ワイン・ビール醸造との関わり、各醸造法の基本的相違点を明らかに。
最新 日本の酒米と酒造り』前重 道雅、小林 信也
/養賢堂 /2000年

最新の酒米品種から最先端の酒造技術まで、日本の現場研究者を総動員した最先端技術書。

『越後杜氏と酒蔵生活』
中村 豊次郎/新潟日報事業所 (とき選書)/1999年

全盛期に2万人を数え、日本の酒造りを支えてきた越後杜氏。近世からの出稼ぎ実態や発展過程などを紹介。
『佐賀「肥前杜氏」史研究
― 出稼ぎ蔵男たちの足跡
小林 恒夫/農林統計出版/2011年

佐賀県東松浦半島の農漁業の性格規定に重要な「肥前杜氏」の形成に焦点をあて、杜氏たちのプロフィールと歴史的展開を分析。
『日本の酒造り唄―定本
阪田 美枝/
チクマ秀版社/1999年

酒造り唄は、伝統的な酒造の技と密接に発展し、口伝で歌い継がれた労働歌。機械化で風前の灯となった貴重な民俗文化の音源を日本各地で収集したCDブック。
『酒米ハンドブック』
副島 顕子/
文一総合出版/2011年

日本酒造りに使われるコメ約150品種を写真で紹介。栽培されている地域(都道府県)等、地酒探しのヒントにも。



  関連書籍の紹介(3) 日本酒について(味わい方入門、銘柄セレクション、うんちくなど)


『日本酒の基礎知識』
エイ出版社(食の教科書)
/2009年

2009年刊「日本酒の基本」の改題増補。製造工程、酒造りの主役「水・米」研究、複雑な日本酒の種類を徹底解説。極上地酒図鑑、全国の名酒場リストなど。
『日本酒の教科書』木村 克己
/新星出版社/2010年

原料、製造過程、テイスティング、作法などを丁寧に解説。さらに、350種類の厳選日本酒カタログを都道府県順に紹介。圧倒的な情報量が詰まった一冊。
『日本酒のテキスト<1> 香りや味わいとその造り方
松崎 晴雄/同友館/2001年
現代は、日本酒の歴史上最も多彩で美味しい酒にめぐり会える恵まれた時代。「古くて新しい酒」、日本酒を知り楽しむ参考書。
『日本酒のテキスト<2> 産地の特徴と造り手たち
松崎 晴雄/同友館/2003年

日本酒の味わいは、各地固有の食文化にも育まれた。冠婚葬祭等、生活習慣にも取り込まれた日本酒の産地特性を探る。

『知識ゼロからの日本酒入門』尾瀬 あきら/
幻冬舎/2001年
「夏子の酒」著者が自らの足と舌で書いた日本酒入門の書。マンガとエッセイ。日本各地の蔵紀行も。
『さらに極める日本酒味わい入門』尾瀬 あきら
幻冬舎/2003年

熱燗・ぬる燗・燗冷まし・極冷酒―美味しい温度から、日本酒カクテル、手軽に作れる酒肴レシピ。蔵元101軒、酒亭130店、酒屋47店の耳寄り情報。
『うまい日本酒はどこにある?』 増田晶文/草思社文庫/2011年
日本酒の現状を嘆き、現場をつぶさに取材。そこには、逆境にある日本酒のレベルはかつてないほど向上しているという事実があった。
『世界一旨い日本酒
熟成と燗で飲る本物の酒

古川 修
/光文社新書 /2005年

特別高価だったりプレミアがつく評判銘柄でなくとも旨い酒とは。第一章 本当に旨い飲み方、第七章 自宅での晩酌とお勧め銘柄。

『新世代日本酒が旨い
いま飲むべき全国の36銘柄
かざま りんぺい/角川SSC新書/2010年

新世代の日本酒はフレッシュでフルーティー。きれいに切れてするりと喉に落ちる、分かりやすい美味しさ。 買い方飲み方、ゼロからの日本酒ガイド。
『初歩からわかる日本酒入門』日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会監修/
主婦の友ベストBOOKS/2010年

日本酒の選び方がよくわかる入門書。きき酒師が全国の日本酒の中から選んだおすすめの81種の地酒解説付き。
マンガ 清酒と料理のピタピタ相性塾』渡辺 正澄、藤原 正雄、石倉 淳一/
ハギジン出版/2002年

常識に囚われているうちは美酒・美食には巡り会えない。あなたは夢の味覚にあ然! 声を失う。絶妙の相性、この味を知ったら人生は一変。
『ほんものの日本酒を!』
船瀬 俊介/
築地書館/2005年

日本酒革命のキッカケを作ったベストセラー「ほんものの酒を!」から、四半世紀。酒はさらに旨くなる。第2次日本酒革命のトビラが、今、開かれる。

『日本酒百味百題』
小泉 武夫/柴田書店/2000年

日本酒の種類はどのように分類されているのか、吟醸酒はなぜ果実香がするのか…、素朴な疑問から専門知識、知りたいことがすぐわかる日本酒の本。
『酒の日本文化 知っておきたいお酒の話神崎 宣武/
角川文庫ソフィア/2006年

日本酒の原点は、神と「まつり」と酒宴にある。民俗学的な視点から、酒と肴、酒宴、飲酒習慣、醸造技術と食文化などを含蓄豊かにやさしく説く。
『日本酒手帳』
SSI (日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会)監修, 長田 卓/東京書籍/2010年

使える手帳型ポータブル日本酒図鑑。日本酒入門書、出張・旅行先で地酒を楽しむ参考書にも。見やすい産地マップや銘柄を選ぶマトリックス付。
『The Book of Sake
A Connoisseur's Guide
Philip Harper/講談社インターナショナル/2006年
外国人初の杜氏が贈る新しいSAKEの世界。酒の種類と味の違い、おいしい飲み方、好みの酒の見つけ方を解説。フレイバーチャート付き。(英文)


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