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■石川のイカ
石川のイカってのは石川船団と言われた。小木と姫が主力で、小さな漁村ですが石川県のイカの90%以上の水揚げをしていました。
イカの歴史は、北海道の江差あたりよりも能登の方が長いです。自分の孫じいさんも、漁業の開拓。和船に乗り込んで北海道に出ていた。函館近海のイカ漁も、能登の漁師が行っていた。
■『活きいかの地獄漬け』
作り始めたきっかけは、他になかったから。「原点に戻った昔式のモノを出してはどうか?」と、漁師が船上で食していたものを掘り起こした。当時は呼び名もなくて、ただの「しょうゆ漬け」だった。他で同じ名前があったので、『地獄漬け』にした。今は「沖漬け」とかいろいろ出ている。

船上で凍結させるから新鮮で旨い。
『活きいかの地獄漬け』
■凍結を先駆け
凍結をかけたのも私が最初。凍結で用途が広がった。量を作れなかったのがストックできるようになり、スライスして食べやすくもなった。それまではあまり売れなかった。
百貨店の物産展で「なんや冷凍か」と言った人もいたが、それは間違い。船上凍結の方が新鮮で美味しいんです。漁師はちゃんと分かってます。
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日本海の幸を鮮度よくお届けします。
■稲を運んでイカ買ってもらった
最初は、どっかそのへんの道で歩いてるおばちゃんつかまえて売ったりした。行商みたいなもの。当時は自分でも船を持ってやっていた。オーストラリアの漁場開拓もしていた。1艘1億の漁師やりながら、稲を運んでイカ1本買ってもらったりしてた。
■『一夜干し』は割いて食べる
2、3日に一回くらい食べますね。アツアツを手で割いて食べる。包丁じゃダメ。なんでや知らんけど、まつたけもそう。焼きものに限り金属はダメやね。
■イカがどうすれば美味しいか分かってる
新しい『生姜味噌漬け』も美味しいです。普通の味噌漬けでは出ない味をだしている。
同じ味噌漬けでもイカが美味しくなる方法がある。水切りも干し方も干し加減もあって、イカがどうすれば美味しいか分かってますから、これはものすごく手をかけてます。イカ専門の看板を上げているからには、他より美味しくないと。 |