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◆新規創業
商売を始めて25年。勤め人だったのを辞めて、この商売を始めた。
着付けを習っていて師範までとったので、資格を生かして何かをしたくなった。子どもが小さかったので、子どもを見ながらできることをしたいと考えていた。当時はまだ30歳で若かった。
着付けだけでは弱いと思い、貸し衣裳もすることに。七尾で同じ名前の橋本さんという方がされているマルキチ貸衣裳店に相談した。
◆新築住宅を店舗に改装
作ったばかりの家の前の部分を改装して、店舗に変えた。当初は「支店として営業しては」というお話もいただいたが、どうせなら独立した方が良いと、独自の名前で商売をスタート。
全く素人でしたから、最初は七尾のマルキチさんに指導を受け、商品も貸していただいた。少しずつ自分の商品を増やし、7年ほどで全て自分の商品になった。
◆主人も参加
商売を始めて5年後、ご主人に金沢転勤の話が持ち上がった。奥さんが「電気の仕事を辞めて、私の仕事を手伝って!」とお願いした。そこで、会社を退職し、仕事を手伝うようになる。
もっぱら外回りを担当。チラシ配りや成人者名簿に基づき営業に回る。一日30件と目標を立てて回った。そのようなことをしながら、着物のたたみ方や商品について覚えていった。

◆網元の家
今の店は、昔は網元だったところ。最初は借りていたが、5年ほどしてから買わせていただいた。
後ろは港につながっていたが、網元をお辞めになってからは印刷屋さんに変わり、文房具屋もされていた。しかし高齢になられて、お子様がいらした金沢に移られたので、ここを使わせていただくようになった。
100年経った家だと言われています。
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◆改装と新たなこと
今のような店に改装したおかげで、写真を撮影されるお客さんが増えています。日曜日になると、100日の赤ちゃんの写真が多い。新入学の写真も多い。
写真を始めたお蔭で、衣裳も利用されるようになった。ドレスや燕尾服なども動くようになった。
写真のことは、貸衣裳の問屋さんが情報を提供してくれた。フィルム会社に特訓してもらい、基本的なことは教わった。あとはセンスだと言われている。
◆写真だけのウエディング
結婚式は挙げていないけれど、「写真だけ残したい」というお客さんも多い。子どもさんが生まれてから、写真を撮られる方も増えています。
◆この店ですべてができる
振袖の写真も、全てこの店の中で完了する。美容師の方に出張して来ていただき、着付けも撮影も中で可能。
単に店を直しただけではダメ。違うことをしたから良かった。
それと、一見無駄に見える休憩スペースが役立っている。お客さんはゆっくり落ち着いて天井を見上げ、お茶を楽しめます。2階も有効に活用されている。仕事はしやすくなったし、お客さんの評価も良い。
◆後継者がいてこそ
後継者の娘が「やりたい」と言ったから、思い切って店を変えられた。
町内には写真屋さんが無いこともあって、七五三などの利用も多い。小さい子どもさんの写真は、おじいちゃん、おばあちゃんが精一杯のことをされる。大きく伸ばした写真にして欲しいと言われる。
良い表情を捉えられることが一番大事です。その子らしい表情を捉えること。
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