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■青少年が集まる場所を
昔は定置網の藁網を手作りしていた。最後まで残ったが、化繊に押されて無くなった。父が亡くなって何をすればいいか考え、「自分が責任を持ってできる商売となると、食べ物商売かな」と思った。浅間山荘事件があってから、「青少年が集まって来られるような場を作りたい」と民宿を作る気になった。地元では、「今さら民宿をしたって食べていかれるかいね」と言われたが、心と心の触れあう商売をしようと思って始めた。
民宿は本当に楽しい良い仕事や。人が来てくれるというのは良い事です。
■魚の鮮度は違う
テニスの合宿に来て下さるお客さん、観光の人、そして仕事の人が多い。素朴に調理した新鮮な魚を楽しみにして来られる。地元出身の人には、昔の料理を出してあげると喜ばれる。
お仕事の人達も、一度はご家族を連れていらっしゃる。ここの魚が一番美味しいそう。家に帰ったら「刺身だけはいらんぞ!」と言われるとのこと。
■懐かしく美味しい魚料理
「ぶり大根」や「サバの味噌煮」や「サバの刺身」なども美味しい。カツオは、焼いて大根おろしで食べても、刺身にしても美味しい。
観光の人には田舎らしいものが喜ばれる。

奥さんが作る昔懐かしい田舎料理と、
若い人が作る新しい料理のバランスが面白い。
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■いしりの貝焼きで有名に
いしりの貝焼きは能登で一番最初に始めた。20年ほど前かな。昔は一般の家でしていた料理。3枚ほどの貝を使ってお客さんに出したら気に入られた。その人が「青森に用事があるから、その時に頼んでやる」と言われ、30枚ほど送ってくださった。それから、本格的に始めた。
NHKで放送していただいた時に、「大きいほたて貝がないので、貝焼きが出来ない」と言ったら、漁協を通じて北海道から世話してくれた。他の民宿の人も、欲しいだけ買った。貝は数十年使っても大丈夫。
「メガラスのみぞれ煮」や鯛やジャガ芋を炊いたりして出した。テレビに写していただいたら、いしり料理ということで、一躍有名になった。
■懐かしい「いしり料理」
いしりで漬物を漬けたり、地元の人でも、久方ぶりにお越しになられた方には、貝焼きを付けてあげると「懐かしい」とおっしゃる。
昔はいしりも家で作っていたが、今は地元の人に頼んで作っていただいている。イカ刺しに漬けたり、シイラの焼き物に付けたりする。
■くじら
くじらの皮の酢の物や、くじらのすき焼きもする。そのために、くじらの捕れた時は買っておく。中年以上の人はくじらを喜ぶが、若い人は牛がいいと言われる。良いくじらは金沢に行くので、地元で手に入れるのも大変になっている。
■建物は古い
「直せるものなら直して欲しい」とお願いしたら、「今なら直せる」と言われ、3年程前に直していただいた。天井が高いところが良い。100年から80年は経っているようだ。基礎には小木石が使われている。昔はこれを土台に家を作っていたそうです。
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