なんもない いいとこ
ここには何もないと地元の人がいいます。
どこにでもある田舎という急ぎ足の旅行者もいます。
ガイドブックには非日常の美しい言葉がならびます。
でも都会から移り住んできたヨソ者にはどれも違う気がします。
たとえ日本一ではなくても豊かさにあふれ、
名産品ではなくてもここにしかないものがあり、
お店が少なくても手作りして足る暮らしがあり、
有名人ではなくても土の匂いの笑顔や磯の香のまなざしがあります。
何世代も命をつないできた人々とその思いがこの地に結ばれています。
土地に根ざした確かな暮らし。暮らしがつくる風景。
よいものだけ見るのではなく
困っていることから目をそらすのでもなく
ただありのままをきちっとみつめること
感じたことをそのまま、忘れないこと。
感心も疑問も、感動もがっかりも、おどろきも発見も、
喜んで怒って哀しんで楽しむ子供のような気持ち。
それを思い出したくて人は旅するのだとしたら
「能登はいいとこやぞいね。」
「なんもない いいとこ」でゆっくりさまよう穴場探しをご提案します。
ユーモアを友に、スローな旅を。
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